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「梅雨時期の足のむくみの原因と対策」
2023/07/07
梅雨も終盤に差し掛かり、多くの人々が足のむくみに悩まされます。
このような症状は、梅雨特有の要素や環境の変化によって引き起こされることがあります。
今回は、梅雨時期の足のむくみの原因についてご紹介します。
1:湿度
梅雨時期は空気中の湿度が高くなります。高湿度の環境下では、体内の水分の蒸発が妨げられ、血液中の水分が増加します。
その結果、血管の周りの組織に水分が滞留し、足のむくみが生じることがあります。
2:水分摂取不足
梅雨時期は気温が高く、湿度も高いため、多くの人が汗をかきます。
しかし、汗をかくことで体内の水分が失われるため、水分摂取不足に陥ることがあります。
水分不足になると、血液中の水分が減少し、血管が収縮します。
この収縮によって血液の流れが悪くなり、足のむくみが引き起こされます。
3:血流の低下
湿度が高い状態では、血管が拡張しやすくなります。
このため、血管が広がってしまい、血流が滞りやすくなることがあります。
血流の低下によって、足の組織に栄養や酸素が適切に供給されず、むくみが生じる可能性があります。
4:汗による塩分の不均衡
汗は体内の塩分も一緒に排出します。
しかし、梅雨時期の多汗の状態が続くと、体内の塩分のバランスが崩れることがあります。
塩分の不均衡は、体液の浸透圧を変化させ、組織に水分が留まる原因となる可能性があります。
このような要因が重なることにより、梅雨時期はとても足がむくみやすい状態にあります。
次回はこれらの原因による、足のむくみの対策法をご紹介いたします。